2011年2月8日火曜日

ハーレーの種類の見分け方

※より詳しく書いた記事をアップしました。(2011年4月20日) 





ハーレーの見分け方が最近やっとわかってきた。

主な呼び方は3つ

1、エンジンの種類で呼ぶ
サイドバルブ(1884~)  :空冷2ストみたいにヘッドに冷却フィンが付いている。
ナックルヘッド(1936~) :ヘッド=ロッカーカバーが握り拳のような形。
パンヘッド(1948~)   :ヘッドが鍋を裏返したような形。
ショベルヘッド(1966~) :ヘッドがショベルのような形。
エボリューション(1984~):それまでに比べて大きく信頼性を向上させたエンジン
ツインカム88(2000~) :カムが2本あり、排気量が88キュービックインチ(1449cc)。
レボリューション :ハーレーとしては唯一の水冷DOHCエンジン。
ツインカム96 :ツインカム88がインジェクション化され、排気量が96キュービックインチ(1584cc)。

※サイドバルブ以前にシングルエンジンも製造されていたが、博物館に展示される程度。
HDが正式に付けた名前としては、エボ=ブロックヘッド、ツインカム=ファットヘッド。

エボ以前の旧車に対してエンジンで呼ぶことが多いみたい。


2、モデルのファミリーでの総称(ファミリー=シリーズのこと)
スポーツスターファミリー :スリムな車体にエボエンジン(883ccと1200cc)。
ダイナファミリー     :ダイナグライドと呼ばれる2本サスを採用。
ソフテイルファミリー   :ソフテイルと呼ばれるリジッド風のサスを採用。クラシック色強し。
VRSC(Vロッド)ファミリー  :水冷DOHCエンジン採用の現代的なモデル。
ツーリングファミリー   :風防やサイドバッグが装備されたツアラーモデル。

このほかにCVO(Custom Vehicle Operation)というハーレーのメカニックマンが純正パーツのみでカスタマイズしたハイエンドモデルもある。


3、記号とモデル名
FL:前後16インチタイヤ。クラシカルモデル。現行はソフテイルとツーリングファミリー。
FX:後16、前は19or21インチタイヤ。スポーツ&カスタム系モデル。現行はダイナファミリー。
XL:スポーツスターファミリー。

基本記号はこの三つ(だと思う)。

この後ろにどんな記号が付くかで、ファミリーと“モデル名”がわかる。

例えば、
XL883N  = スポーツスターの“アイアン883”
XL1200N = スポーツスターの“ナイトスター”
FXDWG  = ダイナの“ワイドグライド”
FXDB   = ダイナの“ストリートボブ”
FLSTFB  = ソフテイルの“ファットボーイ ロー”

それぞれのアルファベットにも意味があるが、同じアルファベットでも年式、ファミリーによっていろいろある 。

雑誌や店によって1~3の全部が表記されているわけではないので、これを理解するのにけっこうな時間がかかった。
好きな人たちは記号とモデル名はほとんど暗記しているみたいだけど。


元素記号とか年号を覚えるのは苦痛だったけど、ハーレーだったらいくらでも勉強できる。


0 件のコメント:

コメントを投稿