ハーレーの種類の見分け方に続き、今度はハーレーの車体番号の見分け方ってのを見つけたのでポスト。
現行車のハーレーにつけられている18桁の車体番号は1980年アメリカで開始されました。
※1980年以前のハーレーはこれから紹介する車体番号の見方は当てはまらない。
左から順番に進みます。
<1桁目>
1桁目は”1”か”5”です。”1”はアメリカで作られたものです。
いわゆる Made in USAです。”5”はその他の地区で生産されたものです。
ヨーロッパやハーレーダビッドソンジャパンはこの、その他の地区に該当しますので、日本正規ディーラーでご購入のものは大抵が”5”です。
あなたが、ディーラーで「北米仕様じゃないといやだ!!」と、駄々をこねた場合は”1”かもしれません。
<2、3桁目>
”H”はHarleyの”H”、”D”は”Davidsonの”D”です。要するに「これはハーレーです」ってこと。
<4桁目>
4桁目は”1”か”4”か”8”のどれかです。
”1”は901cc以上のモデル、”4”は351cc~900ccのモデル、”8”はサイドカーの意です。
ここが”4”で1200ccのスポーツスターは、エンジンが載せ替えられているか、ボアアップしたものでしょう。
<5、6、7桁目>
ここはアルファベットが3つ並びます。
この3桁はどのモデルかということを詳細に表すもので、種類がたくさんあり書ききれないので5,6桁目は省略。
おおまかにわかる7桁目は以下。
K=1340cc ショベルヘッド
H=1000cc XL
L=1340cc エボ キャブモデル
M=883cc XL
N=1100cc XL
P=1200cc XL
R=1340cc エボ インジェクションモデル
V=TC88 キャブモデル
W=TC88 インジェクションモデル
Z=1131cc 水冷
B=TC88B インジェクションモデル
Y=TC88B キャブモデル
1=TC96
など
<8桁目>
8桁目は5,6,7、桁目で分類されたものをさらに詳細にするものです。
1=レギュラーモデル(一般的なモデル)
2=中期型モデル
3=カリフォルニアモデル(排出ガス規制対策車)
4=アニバーサリーモデル
5=インターナショナルモデル
6=プロトタイプ
ここが”6”のものはかなりレア!!とのこと。
<9桁目>
9桁目は警察や調査機関のために付いている番号です。
0~9もしくは”X”が表記されています。
<10桁目>
ここが年式を表すところです!!アルファベット、もしくは数字で表記されます。
A=1980
B=1981
C=1982
D=1983
E=1984
F=1985
G=1986
H=1987
J=1988
K=1989
L=1990
M=1991
N=1992
P=1993
R=1994
S=1995
T=1996
V=1997
W=1998
X=1999
Y=2000
1=2001
2=2002
3=2003
4=2004
5=2005
6=2006
7=2007
8=2008
9=2009
A=2010
B=2011
C=2012 ・・・・・
「I」や「O」等の数字と見分けがつきにくいアルファベットはとばされているので注意。
<11桁目>
ここは生産工場のコードです。
Y=ヨーク工場
K=カンザス工場
等です。
<12~18桁目>
この6桁の数字はそれぞれの車体に与えられた番号です。
同じ配列のものはこの世に2つとないはずです。
車体番号はあくまでもフレームに付けられるものなので、エンジンが載せ替えられている場合、フレーム番号からエンジンの形式や年式は見分けることができません。
エンジンにはエンジン番号とクランクケース番号というのがあって、それで判断します。
以上、爆音モータースHPより引用
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